2014年10月16日木曜日

昭和生まれの銀座のビル

今日は織物の先生のグループ展が銀座で開かれているので
母を誘って出かける。

銀座一丁目にこんなビルが残っているなんて全く知らなかった。

奥野ビル
外観を見て「なんて素敵!」

 建物に入ってもっと感激。
エレベーターのドアと中の蛇腹ドアが手動式だった。
アメリカやイギリスのドラマ等では見たことがあるが実際乗るのは初めて。

 内部から見るとこんな感じ

各階表示が美しい
文字盤下のレリーフは各階ごとに違うそうです

下りだけ利用して写真を撮っていると事務所から男性が出てきて
「中の蛇腹も閉めてください」と。
外側のドアはバネとドアの重みで閉まるのだが、蛇腹ドアは閉まらないのだった。

写真を撮っていたのに気が付いたようで、いろいろビルの説明をしてくださった。
昭和7年(1932)竣工。

写真を撮らなかったが、通路はまるで迷路のようにクネクネと折れ曲がり
一般の廊下のように先が見通せない。
お目当てのギャラリーに行くのに迷ってしまった。

このような建物がまだ残っていることは、知っている人は知っているのでしょうが
めったに裏通りを歩かない私には新鮮な驚きでした。


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